欧州の夏の移籍期間終了は7月31日。交渉は一時難航し、不成立との噂も流れましたが、締め切り前日になって慌ただしく動き決着しました。
7月末から開催されたロンドンオリンピックサッカー競技での活躍が認められたカタチとなりましたね。
日本人プレーヤーとしてセンターバックでは初のプレミアリーガー誕生になります。日本人プレーヤーは巧緻性に特徴があり、海外で活躍する選手はどちらかというとMFやFWの攻撃型選手が多く、体格で見劣りする日本人はDFの評価が低かったのも事実です。そういった中でのプレミアチームへの移籍は評価に値するものです。元来FWの経験もある吉田選手だけに足もとの技術などは折り紙付きです。
日本人プレーヤーとして海外ではDFという稀なポジションである吉田選手はプレミアリーグの一流アタッカーに対し、どんな守備を見せてくれるのか今からとても楽しみです。
吉田選手は同じ長崎県出身、徳永悠平選手(FC東京)とオーバーエイジ枠で選出され、不安定だったDFを立て直し、4試合目までは失点0という活躍を見せ、ベスト4進出の立役者の一人として活躍したのは記憶に新しいところです。
本人も自身のステップアップのため、移籍を希望し、その移籍先を模索していましたが、そのオリンピックでの活躍がなければ実現していなかったかもしれませんね。
本人もプレミア入りを熱望していただけに、嬉しい限りですね。
サウサンプトンにはFW李忠成選手も所属しています。李選手はインタビューでのコメントで「2人でサウサンプトンを、プレミアリーグで盛り上げていきたい」と歓迎のコメントを述べたそうです。
プレミアリーグでのデビューは、最短で9月15日のアーセナル戦(アウェー)となる模様です。
なんといっても楽しみは、マンU香川選手との対決です。同じ日本代表として年齢も変わらず、ライバル意識を燃やしながら戦って欲しいですね。香川選手にはゴールをあげて欲しいのですが、サウサンプトン戦では...(汗)
9月2日に対戦がありますが、労働許可証の関係で間に合わないそうです。残念ですが、次の対戦を楽しみにしておきましょう。
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