以下はスポニチアネックスからの記事内容です。
マンチェスター・ユナイテッドの日本代表MF香川真司(23)が29日、ホームのウェストブロミッジ戦で実戦復帰を果たした。10月23日の欧州CLブラガ戦で左膝を負傷し戦列を離れていたが、67日ぶりの公式戦出場をスタメンで飾った。香川は前半9分に先制点につながるパスを出すなど、ブランクの影響を感じさせない活躍を披露。後半21分に退いたが、13年の巻き返しを予感させた。
最も得意とするトップ下のポジションで小さな背番号26が輝いた。前半9分。左サイドからのMFアシュリー・ヤングのパスをダイレクトでループワンツー。ヤングのシュートは相手DFに当たってネットを揺らした。
10月の欧州CLブラガ戦の前半に左膝を負傷。当初は全治3〜4週間とみられたが、回復は大幅に遅れた。約2カ月のブランクを経て、12年最後のリーグ戦で復帰。試合前には引き締まった表情で練習し、意気込みを表すよう小刻みなステップを踏んだ。メンバー紹介では、地元観衆からひときわ大きな歓声も上がった。先発出場の香川は中盤まで下がってパスを受け、また、最前線まで顔を出すなど精力的な動きを見せた。
プレミアリーグ特有の過密日程と、チーム事情も先発復帰を後押しした。23日のスウォンジー戦を皮切りに元日まで10日間で4試合。ターンオーバー制を余儀なくされ、チームはオランダ代表FWファンペルシーらを温存させる必要があった。また、大黒柱のイングランド代表FWルーニーが膝を負傷し全治3〜4週間と診断された。巡ってきた“チャンス”を香川は生かした。
前節終了時点で2位に勝ち点7差をつける独走状態に、指揮官は「現状のメンバーには満足以上の感覚がある。私の在任期間では最高に匹敵する顔ぶれ」と、1月の移籍市場での補強見送りを明言。その言葉に偽りがないことを復帰戦で活躍した香川が証明した。今季は不慣れな右MFなどで本来の力を発揮できていないが、13年は香川の巻き返しの一年になる。
【12月30日記事より】
以上のように、過密日程によるターンオーバー制を余儀なくされることと、ルーニーの負傷欠場というチーム事情も重なったことがあるが、そのチャンスをしっかりとプレーで証明した点は彼の引き締まった顔が裏付けているようです。
ホント、顔つきが変わりました。今回の故障のリハビリ期間中に、いろいろな錯綜があったと思います。辛い経験が、彼をまた一つプレミアというステージで大きくしてくれたような気がしています。
今年最後のリーグ戦を経て、ルーニーの故障もあり、出場機会は増えるはずなので、来年はより香川が輝くシーンが出てくることを期待したいと思います。
我々のおもいは彼がプレミアリーグでもしっかり結果を残すことを期待していますからね!。
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