2013年01月31日

プレミアリーグ サッカーくじ「toto」の対象に?

Jリーグサッカーくじ「toto」が、イングランドプレミアリーグの試合も対象にするという法改正の動きがこのとろこニュースを賑わせています。
その背景が、東京国立競技場の建て替え費の財源として捻出する動きが急浮上したためのようです。

以下毎日新聞からの記事です。

超党派スポーツ議連の国会議員でつくる「toto制度改正検討プロジェクトチーム」は、現在Jリーグに限定されているサッカーくじ(toto)の対象を英国プレミアリーグにも広げる法案を今国会に提出する準備に入った。2020年夏季五輪の東京への招致活動が本格化する中、メーン会場予定の国立競技場(東京都新宿区)の改修費用に増収分を充てる計画だ。欧州主要リーグやワールドカップ(W杯)も加えて通年販売する方針で、法改正に向けた議論を詰める。

Jリーグのリーグ戦は12月上旬〜2月に試合がないが、欧州主要リーグはシーズン中。通年販売なら年約800億円の売り上げが1100億円程度にまで伸びるという。プレミアリーグは日本代表の香川真司選手が活躍するなど日本での知名度も高い。

1300億円に上る改修費を巡っては、国費での全額負担が難しい情勢だ。東京都は五輪準備用に4000億円を積み立てているが「『国立』競技場なので、都が負担する理由は全くない」(スポーツ振興局)。改修計画を立てたのは、国立競技場の運営母体で、サッカーくじを収益の柱とする文部科学省所管の独立行政法人「日本スポーツ振興センター」(JSC)。全額を国の一般財源でまかなうよう求めてきたが、予算を査定する財務省は、厳しい財政事情を盾に「招致失敗ならそこまで立派なものを造る必要がない」と抵抗。JSCと都にも負担を求めてきたという。

29日に閣議決定される13年度予算案では基本設計費13億円のみが盛り込まれ、総工費の負担配分はこれから調整されることになる。

JSCは「収益の3分の1は国に納めている。各種スポーツにも助成しており現状では出せても年数十億円」と説明。改修は「設計に2年、建設に4年」といわれ、費用の「押し付け合い」が続けば、準備が遅れ招致に影響する可能性もある。このため一般財源とくじ増収分の収益を組み合わせた折衷案が検討されることになった。

対象拡大を目指す動きは昨年もあったが、「くじ自体に反対の田中真紀子氏が10月に文科相に就任し、話が立ち消えになっていた」(国会議員)。JSC幹部は「スムーズに法改正されれば、今年末から海外分の販売が可能」と話している。
【2013年1月29日 毎日新聞】

totoは日本のJリーグを対象としたくじなので、シーズンオフ時は収益がありません。
なので、その間も開催されているヨーロッパのリーグ戦、特に今人気の高いプレミアリーグに白羽の矢が立てられた訳です。
これが法改正が成立すると、早くも今年中に実現されるそうです。
とても楽しみですね。

かたやヨーロッパを中心とするブックメーカーはプレミアリーグに限らず、ほとんどのスポーツやイベントを対象としているので、いつでも興味あるゲーム、イベントの予想に参加できるのが最大の魅力ですね。
ヨーロッパでは、生活の中に定着しているブックメーカーはやりだせば、とても楽しく、その結果に一喜一憂します。
もちろん、予想が当たれば、賞金が配当されるので、贔屓のチームの勝利と、二重の歓びですね。


posted by GOLLA at 10:04| Comment(0) | soccer | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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